酷暑の武蔵野を離れ、さわやかな信州で深呼吸してまいりました。

「星観」の趣味ゆえ、南信州はよく行ったものの、北信は初めての旅でした。

 

【戸隠神社 随神門】

ムック本でここの写真を見た瞬間、真っ先に訪れたいと感じたのが戸隠神社 奥社。道路脇の大鳥居から始まる参道の中ほどにある建造物。巨木に囲まれた茅葺の屋根には苔と草が生い茂り、周辺の緑一色にすっかり溶けこみ、木漏れ日に浮かび上がる姿は実に魅力的です。

 

【戸隠神社 奥社】

随神門を過ぎると参道は坂がきつくなり、大鳥居より小一時間をかけて到着しました。山上ゆえ意外と狭い境内のため、八月下旬の平日にもかかわらず参拝には列ができていました。

 

【九頭龍社】

奥社に隣接するこの社は戸隠神社で最古の創建なのだとか･･･ 銅葺の屋根が濃厚な青葉の “みどり” に とけ込み、よい風情･･･ 風格あるお社です。

 

【参道の杉並木】

江戸時代初期に植えられた杉並木。まるで参道は樹齢400年を越す巨木の回廊･･･ 八月の正午前にもかかわらず、暑さ知らずで快適に参拝できました。戸隠神社は「天の岩戸」伝説に縁の深い場所･･･ 皆既日食と関連する神話の舞台･･･ 天文ファンにとって正真正銘のパワースポットです。

 

狭山茶専門店 備前屋　清水敬一郎