萎凋香体験講座
入間市博物館「ALIT お茶大学体験講座」で講師を務めました。
テーマは「茶に秘められた香り~ 萎凋香を楽しむ」 オフィシャルな場では初の講師体験です。
【入間市博物館 ALIT】
産地とはいえ お茶に特化し、お茶大学という講座を定期開催している市立の博物館は全国でも珍しいのでは?
【ラインアップ】
煎茶4種類、釜炒り製2種類、そして白茶を用意。製法による違い、品種間での差異を感じ取っていただけたら・・・ もちろん狭山生まれの品種が中心です。
【講義中】オフィシャルな場での講義は初めての経験でした。
【試飲体験】
受講者22名に対し、学芸員さんにお手伝いをお願いして、一種類1.5ℓで合計10.5ℓを試飲いただきました。試飲のたびに感想を尋ねたところ、「『さやまみどり』の味は豆みたい」とか、楽しい意見がありました。「九州のお茶で似た香りのものを飲んだ記憶がある」という指摘にはびっくり・・・ おそらく鹿児島産「ゆたかみどり」と思われます。品種自体の個性は異なるものの、香気については全く同感です。受講生皆さんの勉強熱心な姿勢に感動した一日でした。アンケートをお願いしたので、集計が楽しみです。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎