釜炒り製 「ゆめわかば」

釜炒り製微醗酵茶 今期初登場です 。

手摘み二日目は初日に引続き「ゆめわかば」・・・ 釜炒り用です。

 

【ゆめわかば手摘み】

二日連続の夏日、絶好の手摘み・萎凋香日和です。茶園の色が鮮やかになってきました。午前中で作業終了、すぐに萎凋に取りかかります。

 

【屋内萎凋】 

生茶葉の色も鮮やか! いつまで経っても表面の水分が切れず、静置に時間を要します・・・ 搖青の終了は午後8時でした。

 

【殺青工程】 

製茶作業開始は0時を回ってしまいました。台湾で学習した内容を確認しながら殺青工程に進みます。いつもながら、最初の一釜目は緊張感を伴います。

 

【揉捻工程】 手摘み茶葉ゆえ、葉切れもなく順調な作業。

 

【完成】

乾燥当初 柑橘系のアロマを感じたものの、やがて乳香が支配します。「ゆめわかば」の特徴でもあるのですが・・・ 。今回台湾で学習した事=「茶葉の褐変対策」については、ほぼ満足できる、よい復習作業となりました。ただし時間のかかる事といったら!

ちなみに分上り(荒茶/生葉)は4.98! 茶園はお湿り不足かと思いきや、意外に水分含有率は高いようです。良い兆候かも・・・ 。

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎