色彩選別機のメンテナンス
荒茶再製用の機械のメンテナンス=保守点検・部品交換を行いました。
【服部式色彩選別機】
篩分けした荒茶から「くき」を除去する、緑茶再製で最も使用時間の長い機械です。荒茶の濃淡をセンサーで識別し、白い軸=「棒」を圧縮エアーで選別する煎茶の仕上げに欠かすことのできない大切な道具です。
【メンテナンス作業】
作業の主な内容は蛍光管の光を均一に荒茶に照射するための反射板の交換。同型の機械が2台あり、両者ともに更新しました。自動車のブレーキパッドのように いわば消耗品であり、性能が落ちれば作業に支障をきたします。
【反射板】
上が使用していたもので、下が新しい反射板。並べて比べてみれば歴然とした色の違い ! 再製作業で使用した後には必ず清掃を行っているものの、長期間蛍光管で照らされ、懸命に除茎作業に携わってくれた証・・・ おつかれ様、そして明日からもよろしく。いよいよ三月・・・ 二ヶ月もすれば新茶が始まります。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎