冬の朝焼け
武蔵野の冬にふさわしい、すばらしい朝焼けでした。
昨年末から冬型の気圧配置が続き、寒い毎日。今朝は無風快晴、午前7時の気温は5℃。平成三十年松の内最後の日は穏やかな夜明けでした。
【夜明け直前の富士山】
富士見市、ふじみ野市、入間川富士見橋・・・ 武蔵野には「富士」のつく名が数多くあります。備前屋の所在地も自治会名は富士見町で、以前は簡単に富士山を眺めることができたものです。武蔵野から富士山を望むのは空気の澄んだ冬季がほとんど。しかも奥多摩の山々の先に顔をだしているのは雪化粧した山頂付近なので「富士山=白」のイメージで、より一層神々しさを感じさせます。ところが、今朝はつづら折れの登山道がはっきり見えるではありませんか・・・ 今冬は雪が少ない様子・・・ こんなに寒いのに。
【夜明け前の東天】
ところで富士山と反対の東空では、鮮やかな朝焼けが演出されていました。真冬の大気は澄み切り、たまたま東の空にだけあった雲が鮮やかに染め上げられます。すっかり葉を落とした雑木林がシルエットで浮かび上がり、武蔵野らしい夜明け直前の景色でした。
明日はハッピーマンデーの影響で、最速の「成人の日」。よりによって、天気予報は下り坂。この素晴らしい朝焼けは天候のくずれる前触れだったのでしょうか?
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎