サイン会
生まれて初めてサイン会に参加しました。
十二月を迎え 早くも本格的な冬を迎えていますが、憧れの人と握手をし、サインをもらい、幸福指数の高い状態が続いております。
【庭の落葉】
今年は例年以上に寒くなるのが早いように感じられます。庭のもみじ もすっかり葉を落としました。
【新刊「呉漢」】小説家 宮城谷昌光氏の新刊発売イベントでサイン会を初体験しました。
三十代の中頃、古代中国に題材を得た氏の歴史小説を知り、文庫本を読みつくし、新作が発表されれば本屋に直行。十回以上読み返したお気に入りのタイトルも多々ある、大好きな作家です。今回のは前漢末の混乱期が舞台。下巻にサインをもらい、記念の付箋をいただきました。
【宮城谷昌光氏との握手】
サイン会では一人づつ氏の前に座り、撮影やサイン中の会話が可能でした。茶業者であること、東日本大震災での風評被害での渦中にあるとき「楽毅」を読み返し勇気をもらった事を伝えたところ、「楽毅が役に立ったんですね」と笑顔でお話いただきました。おそらく ほんの二分間くらいながら、生涯忘れらない貴重な経験となりました。
今夏は萎凋香の研究者 坂田完三先生にもお会いでき、長年の念願が叶いました。今年は憧れの先生方にお会いできる、この上なく稀な一年だったようです。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎