品評会出品茶の再製
品評会で落札した出品茶の再製に取りかかりました・・・
出品茶はそのまま使用することが多いのですが、今回は特別です。
【荷姿】
以前は茶箱が使用され、本体と蓋を止めるテープ上に封印がありましたが、数年前からダンボールに変更されています。
【仕上げ】
落札茶は入間市上藤沢 清水知弥作「荒茶普通煎茶」・・・ 形状を整えるため、敢えて篩を使用しました
【火入れ】
火入れ専用ほいろを使用。出品茶に火入れを施すのは初めての体験ゆえ、火入れ香が付かないよう小刻みに試飲を繰り返します。
【外観】
結果として味が軽やかになり、うま味が感じやすくなりました。さすがに手摘み狭山茶だけあって 火入れに対する応答力が優秀です。出品茶といえども荒茶部門ゆえ、あえて火入れを施す価値がありました。この出品茶を主体に最高級煎茶『若光(じゃっこう)』を合組む予定・・・ こちらも2年振りの登場です。
萎凋香専門店 備前屋 清水敬一郎