令和7年新茶初摘み
いよいよ狭山新茶初摘みが始まりました・・・
4月27日スタート・・・
【ふくみどり野木園】
昨年同様「ふくみどり」茶園より始まりました。この品種は、やはり早生です。前年より2日遅い初摘みですが、よくここまで追いついたものです。
【ふくみどり野木】
正直、まだ可愛らしすぎるほどの若い新芽ですが・・・
【ふくみどり野木園 Part2】
空気の流れが速い道路際、通路脇といった新芽の生長の早い茶樹を巡りながら摘採を進めます
【萎凋工程】
この日は気温が高く 日差しが強いので、寒冷紗の下で日光萎凋を開始します。製茶工場への移動中、生葉が蒸れないよう窓は全開なのにもかかわらず、車内はパフュームをぶちまけたような芳香に支配されていました。
【荒茶】
品評会出品茶に使用する製茶機械を駆使して揉みあがった「ふくみどり」。狭山市 奥富雅浩氏の手により、素晴らしい荒茶に仕上りました。茶葉には、先端のとがった細い「剣先」がのこり、まるで手揉み茶のような風情を漂わせます。抽出液には澱がなく、口中に残る渋みもなく、ひたすらに新茶の鮮度と萎凋香が楽しめる荒茶が完成しました。令和7年度の新茶は上々の立ち上がりです。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎