世界お茶まつり2019 Part2

一番気になった茶席・・・

台湾茶の喫茶と販売のブースでした。

 

【「茶ノ助」ブース】

ブランド名や手拭いをした亭主の風情から日本の出店者かと思いました・・・ アシスタントの女性も着物姿だし・・・ 訊けば彼はクォーターなのだとか。南投県で高山茶の栽培と生産を行っているそうです。

 

 

【軟枝烏龍茶】

喫茶は20分間1,000円で、三種類の台湾茶が呈茶されます。トップバッターは烏龍茶。品種は「軟枝烏龍」・・・ 名前は知っていたものの飲むのは初めて・・・ ちょっと驚きの優しさです。

 

 

【「紅玉」白茶】

紅茶用品種「紅玉」の白茶。製茶してから3年間寝かせるのだとか。レンガ色に染まった茶葉。水色は淡く、スパイシーな香味には意表を突かれます・・・ 紅茶用品種の白茶は未体験の味覚でした。

 

 

【「紅韻」紅茶】

台茶21号「紅韻」は見るのも飲むのも初めての品種・・・ これまた優しい風情の紅茶。高山茶に向き合うのは久し振り・・・ 最初の渡台以来かな? 高山茶について知識はないものの 苦渋味がなく濃厚なその香味には好感を持ちました。三種類とも日本人の嗜好に合った、希物品種と茶種の組み合わせは、お見事!

 

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎