四年振りの台湾春茶

2019年以来の台湾行・・・

 

久し振りに桃園市にある長生製茶廠へ台湾茶の学習に行ってまいりました。

 

【着陸直前】

台北南方に広がる田園地帯・・・ 農業用なのでしょうか、随分と池が目立ちます

 

 

【花】

製茶廠の周辺には亜熱帯らしく、色とりどりの花が咲いています

 

 

【花 Part 2

栗のイガのような不思議な赤い花

 

 

【花 Part 3

レモンイエローに近い鮮やかな黄色の花

 

 

【花 Part 4

提灯のような、中国の伝統的な照明器具のような不思議なかたちをした花

 

 

【長生製茶廠】

丘陵地帯の中腹にある自宅兼製茶工場。2014年より7回目の訪問です。

 

 

【長生製茶廠 Part 2】

前回の訪問時には すでに半分が取り壊され、工事が始まろうとしていました。初めて見る、従来の客家固有の建物からすっかり様変わりした新しい建物。1階は店舗、事務所、製茶工場。2階が萎凋ルームと住居となっています。

 

 

【萎凋ルーム】

屋根は半透明の樹脂製で、電動可動式の寒冷紗が二重に設置されています。三方向が全て窓で、空気の流れをコントロールできます。大量の生茶葉を運び込む入口や、萎凋工程を経た茶葉を1階の製茶工程に移動するためのシューターまで用意されていました。台湾では屋外萎凋が禁止されるそうで、この萎凋ルーム設置のために建設に踏み切ったそうです。ところ変われば・・・ ですが、メリットはとても大きいとの事・・・ 実際の春茶製造が楽しみです。

 

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎