令和元年度「みなみさやか」

一昨年 初めて製茶した微醗酵茶「みなみさやか」と久し振りに対面・・・

窒素置換した袋に、わずか70gほど残っていました。

 

【火入れ中】

お客様から「香りがよく、味わいが強めな半醗酵茶」とのリクエストをいただいたので、在庫を確認した上で火入れ処理を行います

 

 

【水色】

経時変化で褐色を帯びた外観ながら、再火入れにより香味共に復活しました。改めて試飲すると、新植満3年の初摘採で製茶した時 印象に残った香気が蘇ります。

 

 

【茶殻】

アッサム種、中国種、コーカサス種のDNA を含む超ハイブリッド種ゆえ、香気も味も水色も緑茶用品種とは異なる資質を持っています。厚い葉肉、太い軸・・・ 茶殻も異国の風情を伝えてきます。

 

 

【外観】

新植より満三年、令和元年度に初めて手摘み・製茶を行いました。萎凋 → 醗酵工程で感じたのは、萎凋香の発揚が尋常ではない事。完成した荒茶から放たれるのはフルーティーというより、スパイシー・・・ 経験したことのないエスニックな香気。狭山品種とは全く傾向の異なる萎凋香とクッキリとした味。これが異国品種の遺伝子が伝える香り? 半信半疑のまま ジャパンティーフェスティバル2019 に持参したところ、来場者からは好意的な反応をいただき「五つ星ファインティー賞」を頂戴しました。狭山品種とは異質な個性をもっと活かしたい! 準備を整え、来るべき新茶期に備えたいものです。

 

 

萎凋香専門店 備前屋 清水敬一郎