木犀のかおり

すでに盛りは過ぎましたが、庭には木犀の香りが満ちていました。店庭に銀木犀、自宅庭には金木犀があります。香りと花の色は異なるものの、花びらの形は全く同じ・・・ ゆっくりと撮影していると花の香りに包まれて、移り香がするのではないかと期待してしまいます。

萎凋香品評会の審査

埼玉県茶業青年団の品評会の審査員を仰せつかりました。通常の煎茶に加え、萎凋香部門が併設されています。こちらでは茶種も品種も百花繚乱、香気も様々で楽しい事この上なし。

満開の曼殊沙華

巾着田の曼殊沙華が満開を迎えつつあります。これから徐々に下流に向かって満開の場所が移ろい、お中日をはさんでもう一週間くらいは「彼岸花」の盛りが楽しめそうです。

秋新茶用「ふくみどり」

季節商品 Part.2 は萎凋香煎茶「秋新茶」には「やぶきた」と「ふくみどり」の萎凋香を使用しています。主体は萎凋香「やぶきた」ながら「ふくみどり」の萎凋香により香味に奥行き生まれます。様々な萎凋香品種が育まれている茶産地狭山ならでは「合組」です。

月と木星のランデブー

今年の中秋の名月は十五夜と話題になっていましたが、その翌日には木星と大接近しました。夏から秋にかけての月は南中高度が低いため、窓のひさしの下から望むことができます。穏やかな大気を通した柔らかな月光は格別に情緒があります。それは「枕草子」の頃から全く変わりません。

和紙の交換

台湾製火入れ機に使用している和紙を交換しました。電熱で火入れを行う「焙茶機」に使用中の和紙は熱による劣化でしわが寄ったり、破れやすくなります。来年の新茶過ぎまでは この小川町産 手漉き和紙に頑張ってもらいましょう。

茶釜の内側 ~ 結晶化ミネラル

店舗で使用している茶釜の内側には結晶化したミネラル(多分カルシウム)が付着しており、時折内壁から剥がれ落ちます。一日10時間、年間300日以上、40年もの間 湯を沸かし続けている茶釜はタフで頼れる道具です。

焙じ茶用 微醗酵茶手摘みゆめわかば

焙じ茶専門メーカーより、手摘み「ゆめわかば」微醗酵茶へのオーダーがありました。萎凋香がさらにブラッシュアップされるのでしょうか? ・・・ 興味津々です。

Single Origin Tea ゆめわかば

このところ 蒸し製・釜炒り製を問わず、「ゆめわかば」への問い合わせが集中しているようです。最高の場所にある入間市新久産はさみ摘み煎茶。「ほいろ」の火入れで味も萎凋香もレベルアップなのは間違いありません。

廬山雲霧

廬山雲霧」をテイスティング・・・日本茶のように揉み込まれた外観には親しみが沸いてきます。深い緑色は廬山の木々を、雪のように鮮やかな白毫を雲や霧に見立てたのでしょうか? なんてお洒落なネーミングなのでしょう。