平成最後の・・・

狭山に新茶の季節がやってきました。

平成31年4月29日 野木園(自然仕立て茶園)の手摘み開始です。

 

【やぶきた新芽】

やわらか過ぎるほどの新芽・・・ お湿りと二日間の夏日により なんとか一芯三葉に生長しました。

 

【手摘み風景】

予定では4月30日「ゆめわかば」が初摘みの予定ながら、月末・月初が雨天予報に切り替わったため本日に繰り上げ・・・ 品種も「やぶきた」に変更です。可愛らしい手摘み体験者がお父さんと一緒に参加してくれました。

 

【萎凋工程】

生産工場の都合で午後1時までしか摘採時間が許されず、若すぎる新芽を総勢17名で手摘み・・・ なんとか33㎏を収穫・・・ 摘み取るそばから萎凋に取りかかります。

 

【萎凋葉】

朝は好天だったものの 昼前から曇り空に。しかも冷たい風で気温が優れず、茶温も上がらず・・・ それでもなんとか萎れ始めます・・・ 備前屋の手摘み茶に萎凋香がなければ意義がない。雨予報の明日・明後日は新芽にとって良い成長猶予の期間となるでしょう。たとえ1ロット分とはいえ、最初で最後の平成三十一年度産新茶を産み出すことができました。摘み娘の皆さん、製茶を引き受けてくれた生産家、天気の神様に ただただ感謝です。

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎