冬の風物詩「耐寒色」

寒冷地の茶産地に固有の現象、暖冬の今年はどうかな? と思っていたら・・・

2月下旬 気温も風も空の色もすっかり春めいてきました。

 

【ふくみどり】

ここ数年に比べ氷点下の朝が少なかった今年、現れないかと思っていた耐寒色の茶葉が散見されるようになりました。

 

【やぶきた】

昨年は 茶園ほぼ一面で色が変わっていたものが、暖冬ゆえか一部にとどまってはいるものの・・・

 

【みなみさやか】

アッサム種の血を受け継ぐ品種もこの通り。

 

【みなみさやか】

耐寒色は畝南側の茶葉に多く出現しています。紫外線と関係しているのかもしれません。もちろん枯れてしまった訳ではなく、それどころか狭山では耐寒色の発生した年の新茶は高品質とさえ言われています。今年はどのような新茶になるのでしょうか?

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎