雪国の茶産地『村上』part2

村上といえば鮭の名産地であり、町屋の残る街でもあります。

城下町ゆえ 地域経済の中心にあった街には伝統の産業と建造物が日常に溶け込んでいました。

 

【常盤園】 村上茶を扱う老舗茶舗

 

【町屋】 日よけのれん と黒い格子に竹の花器

 

【イヨボヤ会館】

鮭漁のメッカである三面川に隣接する博物館で、鮭漁と保護の歴史・文化を学びます。

 

【種川(たねかわ)の様子】

18世紀 世界に先駆け鮭の資源保護を目的に作られた、三面川の分流「種川」での様子が館内から観察できます。ちょうど回帰の時期「運がよければ産卵シーンが観られるかもしれませんよ!」と学芸員から説明を受けましたが・・・ 。

 

【塩引き鮭店】

町屋づくりで、歴史を感じさせる店舗・・・ 大きく「鮭」と染め抜いた ながのれんが印象的な塩引き鮭の専門店。

 

【塩引き鮭】

店舗の奥は作業場・工場になっており、天井から下げられた熟成中の塩引き鮭が圧巻・・・ これを見たら食指が動くというもの。

江戸時代、村上藩の石高7万5千石は江戸表での経費と扶持をまかなうのに精一杯だった中、茶と鮭の販売が貴重な「外貨」獲得の手段だったそうです。そして21世紀の現在でもその伝統が産業として根付いていました。

 

狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎